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現在地近くのポストを30秒で探す方法|取集時刻と投函口も確認

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この記事の要点
  • 現在地近くのポストは郵便局アプリか日本郵便の公式検索なら地図上ですぐ探せます
  • 投函前に取集時刻を見れば、その日のうちに引き受けてもらえるか判断できます
  • 投函口に入らない郵便物は、コンビニ内のポストか郵便局の窓口が確実です

封筒を手に持ったまま、知らない街で足が止まる。現在地近くのポストがどこにあるか分からず、コンビニを2軒はしごした経験はありませんか。以前は道の角に必ず赤いポストがあった気がするのに、いざ探すと見つからないものです。

この記事では、スマホだけで最寄りのポストを見つける手順を、公式サービスから地図アプリまで順番に説明します。あわせて、投函する前に確認しておきたい取集時刻(ポストの中身を回収する時間)、投函口の大きさ、切手代の3点もまとめました。

結論から言うと、急いでいるときは日本郵便の「郵便局アプリ」か公式サイトのポスト検索を最初に開くのが近道です。場所だけでなく、次の回収が何時なのか、レターパックが入る大きさかどうかまで一度に分かるからです。

料金や配達日数のルールは2024年10月に大きく変わりました。古い記憶のまま投函すると、料金不足で戻ってくることもあります。最新の数字も交えて説明します。

現在地近くのポストを探す4つの方法
  1. 現在地近くのポストを最短で探す3つの手順(現在地から地図で探す)
    1. 現在地近くのポストはスマホの地図サービスで数十秒で見つかります
    2. 4つの探し方を比較|精度・速さ・情報量の違い(ポスト検索サービスの比較)
    3. 位置情報をオンにすると「現在地から」の検索が使えます(位置情報がオフのとき)
    4. ポストの数はこの20年で約1万2000本減っています(郵便ポスト 本数の減少)
  2. 日本郵便の公式サービスで現在地近くのポストを探す手順(公式のポスト検索)
    1. 郵便局アプリのポスト検索なら取集時刻と投函口サイズまで分かります
    2. 公式サイト「郵便局・ATM・ポストをさがす」の使い方
    3. 本日の取集が残っているポストだけに絞り込めます
    4. 郵便局・ATMも同じ画面から探せます(現在地から郵便局を探す)
  3. Googleマップとポストマップの使い分け(地図アプリでポストを探す)
    1. Googleマップは速い。ただし単独設置のポストは出てきにくい
    2. ポストマップは写真付きなので現地で見つけやすい
    3. 投稿情報は「確認日」を見てから向かってください
    4. 電波が弱い場所・圏外のときの備え
  4. 投函する前に確認したい3点|取集時刻・投函口・料金
    1. 取集時刻を見れば「今日中に間に合うか」が分かります(最終の集荷時間)
    2. 投函口に入らない郵便物があります(投函口のサイズとレターパック)
    3. 料金不足を防ぐ|2024年10月から切手代が変わりました(110円・85円)
    4. 土日をはさむと届く日が変わります(普通郵便の土曜配達休止)
  5. 近くにポストがないときの代わりの出し方(コンビニ・郵便局・ゆうゆう窓口)
    1. 店内にポストがあるコンビニを探す(ローソンのポスト)
    2. 郵便局の窓口とゆうゆう窓口を使う
    3. 駅・商業施設・大学構内も候補になります
    4. それでも見つからないときの判断
  6. 場面別シミュレーションと、よくある失敗2つ
    1. ケース1|金曜17時、月曜必着の書類を出したい会社員Aさん
    2. ケース2|旅行先で絵はがきを出したいBさん
    3. 失敗例1|最終回収の後に投函し、到着が2日ずれた
    4. 失敗例2|投函口に入らず、封筒を持って引き返した
  7. まとめ
  8. よくある質問

現在地近くのポストを最短で探す3つの手順(現在地から地図で探す)

現在地近くのポストはスマホの地図サービスで数十秒で見つかります

スマホの位置情報をオンにして地図系サービスを開けば、周辺のポストがピンで表示されます。歩き回って探すより、はるかに速く済みます。

使える窓口は大きく4つあります。日本郵便の公式サイト、郵便局アプリ、Googleマップ、そして利用者投稿型のポストマップです。公式の検索と郵便局アプリは情報が正確で、Googleマップは操作が簡単、ポストマップは登録件数が多いという違いがあります。

急いでいるなら公式系から開いてください。場所と時間の情報が同じ画面にそろっているぶん、判断が1回で終わります。

4つの探し方を比較|精度・速さ・情報量の違い(ポスト検索サービスの比較)

探し方得意なこと取集時刻の確認向いている場面
日本郵便 公式サイト正確な位置と条件絞り込みできる締切のある郵便を出すとき
郵便局アプリ現在地から一発で表示できるふだんから郵便を出す人
Googleマップ操作が速い基本できないとにかく近い場所を知りたいとき
ポストマップ写真付きで件数が多い投稿情報として確認できる地図に出てこないポストを探すとき

使い分けの軸は「正確さ」か「速さ」かの一点です。書類の締切が迫っているなら正確さ、絵はがきを1枚出すだけなら速さを優先すれば十分でしょう。

なお、Googleマップは郵便局に併設されたポスト以外は検索結果に出にくいという弱点があります。単独で立っている街角のポストを探すなら、公式検索かポストマップのほうが確実です。

位置情報をオンにすると「現在地から」の検索が使えます(位置情報がオフのとき)

ポストが表示されないとき、原因の多くは端末の位置情報がオフになっていることです。設定アプリからプライバシー関連の項目を開き、使いたいアプリやブラウザに位置情報の利用を許可してください。

位置情報を使いたくない場合でも、住所や駅名を入力すれば周辺のポストを調べられます。日本郵便の公式検索は、住所を入力して周辺のポストを探す方法にも対応しています。

  • 端末の位置情報がオンになっている
  • ブラウザまたはアプリに位置情報の利用を許可している
  • 機内モードになっていない
  • 屋内や地下では、いったん屋外に出てから再読み込みする

ポストの数はこの20年で約1万2000本減っています(郵便ポスト 本数の減少)

「昔はここにあったのに」という感覚は、思い違いではありません。全国の郵便ポストは、はっきり減っています。

総務省の資料によると、郵便ポストの設置本数は2023年度末(2024年3月31日)時点で173,935本です。日本郵政公社の発足前にあたる2002年度末の185,966本と比べ、12,031本、率にして6.5%減りました。背景には郵便物そのものの減少があります。国内の郵便物数は2001年度の262億通をピークに、2023年度は136億通と、22年間で48.3%減少しました。

出典:総務省「郵便事業の現状と今後の見通しについて」(2024年)、総務省「郵便差出箱(郵便ポスト)の現状」(2023年)

設置本数は2002年度末の185,966本から2023年度末の173,935本へ、20年あまりで12,031本減りました。直近の2022年度末から2023年度末の1年間だけでも1,210本の減少です。

つまり、勘に頼って歩き回る探し方は、以前より当たりにくくなっているということです。地図で先に場所を確定させてから歩き出す、という順番に切り替えたほうが早く着きます。

日本郵便の公式サービスで現在地近くのポストを探す手順(公式のポスト検索)

郵便局アプリのポスト検索なら取集時刻と投函口サイズまで分かります

日本郵便が出している「郵便局アプリ」には、ポストを探す機能が入っています。現在地や目的地の近くにあるポストの場所に加えて、取集時刻や投函口の大きさも確認できます。

この「投函口の大きさが分かる」という点が、他のサービスとの大きな違いです。厚みのある封筒やレターパックを持っているとき、着いてから入らないと気づく事態を避けられます。

日本郵便は2023年10月から、郵便差出箱の位置情報を郵便局アプリで公開しています。比較的新しい機能なので、以前アプリを入れたまま使っていない人は、一度開き直してみてください。

アプリの機能一覧(日本郵便 郵便局アプリ)

公式サイト「郵便局・ATM・ポストをさがす」の使い方

アプリを入れたくない場合は、ブラウザからでも同じことができます。日本郵便の「郵便局・ATM・ポストをさがす」を開き、検索対象を「ポスト」に切り替えるだけです。

住所を入力すれば、その周辺にポストがあるかを調べられます。例えば「東京都千代田区大手町2-3-1」のように番地まで入れる方法です。旅行の前に宿の住所で調べておく、といった使い方もできます。

手順は次のとおりです。

  1. 検索ページを開く
  2. 「ポスト」を選ぶ
  3. 現在地を使うか、住所・地名を入力する
  4. 一覧または地図から、目的のポストを選ぶ
  5. 詳細画面で取集時刻と投函口を確認する

検索結果の詳細画面には、そのポストを管理している郵便局名も表示されます。取集時刻の表示に疑問があるときは、その郵便局に電話で聞くのがいちばん確実です。

本日の取集が残っているポストだけに絞り込めます

夕方に郵便を出すとき、知りたいのは「近いポスト」ではなく「今日まだ回収があるポスト」です。公式検索には、この絞り込みが用意されています。

検索結果は各種条件で絞り込めるほか、本日中にポスト内の投函物の取り集めがあるポストだけを表示できます。100メートル先のポストが今日は回収済みで、300メートル先が19時回収、という状況は珍しくありません。

詳細画面では、現在時刻から見た次回の収集予定時刻や、土日・祝日の収集の有無、レターパックが入る大きさかどうかまで確認できます。歩き出す前に、この3つを見ておくと引き返さずに済みます。

郵便局・ATMも同じ画面から探せます(現在地から郵便局を探す)

同じ検索画面で、対象を「店舗」に切り替えれば郵便局とゆうちょ銀行の店舗が出ます。ポストが遠いときや、窓口で出したいときにそのまま乗り換えられる仕組みです。

駅や大きな施設の中にある店舗を探すときは、駅名や施設名を入力して検索する方法が使えます。「仙台駅」のような入力でも見つかります。

窓口が閉まっている時間帯なら、ゆうゆう窓口という選択肢もあります。こちらは記事の後半で詳しく取り上げます。

Googleマップとポストマップの使い分け(地図アプリでポストを探す)

ふだん使っている地図アプリで済ませたい、という人も多いはずです。ここでは公式以外の2つについて、得意な場面と苦手な場面を分けて説明します。

Googleマップは速い。ただし単独設置のポストは出てきにくい

Googleマップで「郵便ポスト」と検索すれば、周辺のピンがすぐ表示されます。慣れた操作で済むぶん、いちばん速い方法だと言えます。

一方で、表示されるのは郵便局に併設されたポストが中心です。郵便局に設置されたもの以外のポストは、検索結果にほとんど反映されない点に注意してください。街角の単独ポストを当てにしていると、実際には近くにあるのに見落とします。

急ぎで、かつ近くに郵便局がありそうな場所ならGoogleマップ。住宅街や観光地で単独ポストを探すなら別の方法。この線引きが分かりやすい基準です。

ポストマップは写真付きなので現地で見つけやすい

ポストマップは、利用者の投稿でつくられている郵便ポストの地図です。サイトを開いてボタンを押すだけで周辺のポストが地図に並び、現在地や住所、郵便番号からも検索できます。

強みは写真です。ポスト本体や周りの風景が写っているため、「電柱の隣、自販機の左」といった手がかりが得られます。建物の陰に隠れたポストを探すときに効きます。

各ポストの取集時刻の情報も掲載されています。ただし公式が管理している数値ではないため、扱い方には次のような注意が必要です。

ポストマップ(利用者投稿型の郵便ポスト地図)

投稿情報は「確認日」を見てから向かってください

投稿型のサービスは、情報が古いまま残ることがあります。ポストが撤去されたのに地図には残っている、という状態です。

ポストの詳細ページでは、情報提供の確認日が極端に古くないかを見ておくと安心です。数年前の確認日しかないポストは、締切のある郵便には使わないほうが無難です。

締切のある書類、レターパック、厚みのある郵便物を出すときは、投稿型の情報だけで判断しないでください。公式検索で場所と取集時刻を突き合わせ、可能ならポスト本体に貼られた取集時刻の表示を現地で確認します。

電波が弱い場所・圏外のときの備え

山あいの温泉地や地下街では、その場で地図を開けないことがあります。移動前に、目的地周辺の地図をスクリーンショットで残しておくと安心です。

住所と取集時刻をメモアプリに控えておく方法も有効です。画像だけだと拡大しても文字が読み取れないことがあるため、テキストで残すほうが確実に役立ちます。

宿泊先が決まっているなら、フロントで聞くのも早い手です。地元の人にとって、最寄りのポストは日常の景色の一部だからです。

投函する前に確認したい3点|取集時刻・投函口・料金

ポストの場所が分かった時点で、まだ半分です。着いてから困る原因は、だいたいこの3つに集まります。

取集時刻を見れば「今日中に間に合うか」が分かります(最終の集荷時間)

取集時刻とは、ポストの中の郵便物を回収する時間のことです。ポストの側面や投函口の下にシールで貼られており、平日・土曜・日曜祝日で回数が分かれています。

大事なのは、投函した時刻ではなく回収された時刻が引き受けの起点になる点です。18時が最終回収のポストに20時に入れれば、その郵便物は翌日扱いになります。回収が1日1回だけのポストも珍しくありません。

日本郵便の公式検索や郵便局アプリでは、現在時刻から見た次回の収集予定時刻を確認できます。夕方に出すなら、この一手間で結果が変わります。

ポスト本体の表示と、地図サービスの表示が食い違うことがあります。現地に着いたら、必ずポストに貼られた取集時刻を優先してください。工事や道路事情で、回収時間が一時的に変更されている場合もあります。

投函口に入らない郵便物があります(投函口のサイズとレターパック)

厚みのある封筒やレターパックプラスは、古いタイプのポストの投函口に入りません。無理に押し込むと中身が傷むため、入らないと判断したら別の方法に切り替えます。

日本郵便は、大型郵便物を差し出せる郵便差出箱への更改を進めています。2024年3月末時点で、その割合は約75%です。裏を返せば、4本に1本はまだ大型に対応していない計算になります。

郵便物の種類目安の厚み一般的なポストでの可否
はがき・定形郵便1cm以内ほぼ問題なく入る
定形外(規格内)3cm以内投函口の高さ次第
レターパックライト3cm以内多くのポストで入る
レターパックプラス厚み制限なし入らないポストがある
定形外(規格外)3cm超窓口が確実

郵便局アプリのポスト検索では、投函口の大きさも表示されます。レターパックプラスを持って出かける日は、出発前に対応ポストを1本決めておくと歩き直さずに済みます。

料金不足を防ぐ|2024年10月から切手代が変わりました(110円・85円)

手元に残っている84円切手をそのまま貼ると、料金不足で戻ってきます。2024年10月の改定で、封書もはがきも金額が上がりました。

定形郵便物は、25g以下84円・50g以下94円という2つの区分がなくなり、50g以内で一律110円になりました。通常はがきは63円から85円です。レターパックライトは430円、レターパックプラスは600円、速達料金(250g以下)は300円に変わりました。

出典:総務省「郵便事業の現状と今後の見通しについて」(2024年)

定形郵便は94円から110円、通常はがきは63円から85円に上がりました。レターパックも、ライトが370円から430円、プラスが520円から600円へと改定されています。

古い切手が使えなくなったわけではありません。差額分を足せば有効です。84円切手なら26円分、94円切手なら16円分、63円切手なら22円分を追加します。

土日をはさむと届く日が変わります(普通郵便の土曜配達休止)

急ぎのつもりで金曜の夜に投函しても、思ったほど早く着きません。ルールが2021年以降で変わっているためです。

普通扱いの郵便物とゆうメールは、2021年10月2日から土曜日の配達が休止されました。さらに2022年1月以降、配達にかかる日数が1日程度繰り下げられ、それまでおおむね17時までの差し出しで翌日に届いていた地域は翌々日以降になっています。

いま普通郵便の到着は、差出日から3〜4日程度を見ておくと安全です。締切が決まっているなら、速達やレターパックを選ぶ判断も含めて考えてください。速達やレターパック、書留、ゆうパックは、引き続き土曜・日曜・休日も配達されます。

2021年10月からのサービス変更内容(日本郵便)

近くにポストがないときの代わりの出し方(コンビニ・郵便局・ゆうゆう窓口)

地図で探しても見つからない地域はあります。そのときは、ポスト以外の投函先に切り替えます。

店内にポストがあるコンビニを探す(ローソンのポスト)

ローソンは日本郵便と提携しており、店内に郵便ポストが設置されている店舗があります。ゆうパックの取り扱いもあるため、荷物を送りたいときにも使えます。

一方、セブン-イレブンやファミリーマートには、店内ポストが基本的にありません。店舗の前の歩道や近隣施設にポストが立っているケースはありますが、コンビニだからあるとは考えないでください。

店内ポストは、店の営業時間中ならいつでも投函できるのが利点です。ただし回収は1日1〜2回程度のことが多く、時間帯によっては街角のポストより遅くなります。

郵便局の窓口とゆうゆう窓口を使う

いちばん確実なのは窓口です。その場で重さを量り、料金を確認して切手を貼ってもらえるため、料金不足の心配がなくなります。厚みのある封筒や規格外の郵便物も、そのまま受け付けてもらえます。

窓口の営業時間を過ぎている場合は、ゆうゆう窓口という選択肢があります。一部の郵便局に併設された時間外の窓口で、夜間や休日も開いていることがあります。設置は大きめの集配郵便局に限られるため、事前に検索して場所を押さえておいてください。

締切のある書類を出す日は、「ポストが見つからなければ窓口へ行く」と最初に決めておきます。探す時間の上限を10分と決めておけば、判断が遅れて当日の受付に間に合わない事態を防げます。

駅・商業施設・大学構内も候補になります

街角に見当たらなくても、建物の中に置かれていることがあります。地図アプリでは屋内のポストが表示されにくいため、見落としやすい場所です。

場所見つかりやすさ注意点
駅の改札周辺・コンコース中〜大規模駅なら高い改札内にある場合は入場が必要
大型商業施設・地下街サービスカウンター付近に多い施設の営業時間内のみ
大学・病院・役所構内に設置されている例が多い部外者が入れない建物もある
ホテルフロント預かりの形式が多い投函ではなく預ける扱いになる

迷ったら、駅の案内所や施設の総合カウンターで聞くのが早いです。「郵便ポストはありますか」の一言で、地図より正確な答えが返ってきます。

それでも見つからないときの判断

ポストが減っている地域では、探し続けても徒労に終わることがあります。総務省に報告された調査では、1か月あたりの投函数が30通以下のポストが全体の25.1%を占め、過疎地では49.7%に達していました。ポストそのものが少なく、使われていない地域が現実にあるということです。

こうした場所では、翌日に郵便局へ持ち込むほうが結果的に早く着きます。土曜の午後に見つからないポストを探し回るより、月曜の朝に窓口へ出したほうが、配達日が変わらないこともあるからです。

出張や旅行の予定が分かっているなら、出発前に投函を済ませてしまう方法もあります。移動先で探す手間そのものがなくなります。

場面別シミュレーションと、よくある失敗2つ

ここからは、実際にありそうな場面をひとつずつ追いかけてみます。

ケース1|金曜17時、月曜必着の書類を出したい会社員Aさん

Aさんは会社を出たところで、月曜必着の書類を出していないことに気づきました。手元にあるのは、切手を貼っていない定形郵便が1通です。

このとき普通郵便を選ぶと、金曜の最終回収に間に合っても土曜の配達はなく、到着は火曜以降になる可能性が高くなります。差出日から3〜4日という目安に、土日の休配が重なるためです。

Aさんが取るべき手は、速達か郵便局の窓口です。速達なら土曜・日曜・休日も配達されるため、月曜必着に届きます。料金は定形郵便110円に速達料300円を加えて410円です。

  • 到着希望日から逆算し、普通郵便で足りるか判断する
  • 足りなければ速達・レターパック・ゆうパックへ切り替える
  • 切手が手元にないなら、窓口かコンビニで購入する
  • 窓口が閉まっていれば、ゆうゆう窓口の場所を検索する

ケース2|旅行先で絵はがきを出したいBさん

Bさんは観光地の売店で絵はがきを買い、その場で書き終えました。急ぐ郵便ではないので、条件はゆるやかです。

この場合はGoogleマップで「郵便ポスト」と検索し、出てきた場所へ向かえば十分です。見つからなければポストマップに切り替え、写真を見ながら現地の景色と照らし合わせます。観光地には記念のデザインポストが置かれていることもあり、探すこと自体が楽しみになります。

注意したいのは、切手の額面だけです。通常はがきは85円、往復はがきは170円です。売店で買った絵はがきは私製はがきにあたるため、切手を自分で貼る必要があります。

失敗例1|最終回収の後に投函し、到着が2日ずれた

よくあるのが、夜にポストを見つけて安心してしまうパターンです。回収が終わったポストに入れた郵便物は、翌日の回収まで中で待つことになります。

翌日が日曜だと、回収がない、あるいは回数が少ないポストもあります。金曜の夜に入れた郵便物が、月曜の回収になることもあり得ます。

対策は単純で、投函の直前にポストの取集時刻を読むことです。最終回収を過ぎていたら、その場で窓口かゆうゆう窓口に切り替えます。1分の確認で、2日の遅れを避けられます。

失敗例2|投函口に入らず、封筒を持って引き返した

レターパックプラスや、書類を厚めに詰めた封筒で起きやすい失敗です。目の前にポストがあるのに使えない、という状態になります。

対策は2つあります。ひとつは、郵便局アプリで投函口の大きさを見てから向かうこと。もうひとつは、厚みのある郵便物の日は最初から窓口を選ぶことです。

大型郵便物に対応したポストへの更改は約75%まで進んでいますが、まだ全部ではありません。厚みがある日は「ポストを探す」より「窓口を探す」に切り替えたほうが、結果として早く終わります。

まとめ

現在地近くのポストを探すなら、郵便局アプリか日本郵便の公式検索を最初に開いてください。場所だけでなく、次の取集時刻と投函口の大きさが同じ画面で分かるため、着いてから困りません。Googleマップは速さ、ポストマップは写真という強みがあり、公式で見つからないときの補助として使えます。

投函の前に見るのは、取集時刻・投函口・料金の3点です。特に料金は2024年10月に変わっており、定形郵便は50g以内で110円、通常はがきは85円になりました。古い切手も差額を足せば使えます。

配達日数の感覚も更新が必要です。普通郵便の土曜配達は休止され、翌日配達もなくなりました。いまは差出日から3〜4日を目安に考え、締切があるものは速達やレターパックに切り替える判断が要ります。

そして、ポストは20年で1万2000本以上減りました。見つからないのは自分の探し方が悪いからではなく、そもそも近くにない場合があります。10分探して見つからなければ窓口へ、と決めておくだけで、無駄足はぐっと減ります。

よくある質問

Q
現在地近くのポストを、アプリを入れずに探せますか。
A

探せます。日本郵便の公式サイト「郵便局・ATM・ポストをさがす」をブラウザで開き、検索対象をポストに切り替えてください。位置情報を許可すれば現在地から、許可しない場合でも住所や地名を入力すれば周辺のポストが表示されます。取集時刻や投函口の情報も同じ画面で確認できます。

Q
今日の取集がまだ残っているポストだけを調べられますか。
A

調べられます。日本郵便の公式検索では、本日中に取り集めがあるポストだけに絞って表示できます。詳細画面では、現在時刻から見た次回の収集予定時刻も分かります。ただし表示と現地の掲示が食い違うこともあるため、到着したらポスト本体に貼られた取集時刻を最終確認してください。

Q
コンビニに行けば必ずポストがありますか。
A

必ずではありません。店内にポストが置かれているのは、日本郵便と提携しているローソンの一部店舗です。セブン-イレブンやファミリーマートには基本的に設置がなく、店舗前の歩道にたまたま立っている場合があるだけです。事前に地図で場所を確かめてから向かうほうが確実です。

Q
84円切手や63円切手はもう使えませんか。
A

使えます。ただし現在の料金との差額分を足す必要があります。定形郵便物は50g以内110円なので、84円切手なら26円分、94円切手なら16円分を追加します。通常はがきは85円のため、63円切手には22円分を足します。不足すると差出人に戻るか、受取人が不足分を負担することになります。

Q
レターパックプラスはどのポストにも入りますか。
A

入らないポストがあります。大型郵便物を差し出せるポストへの更改は進んでいて、2024年3月末時点で約75%ですが、残りは従来の投函口のままです。郵便局アプリのポスト検索では投函口の大きさが確認できるので、出発前に対応ポストを調べておくか、郵便局の窓口を使うと確実です。

Q
金曜日に投函した普通郵便は、いつごろ届きますか。
A

差出日から3〜4日程度が目安で、土日をはさむとさらに遅くなります。普通郵便とゆうメールは2021年10月から土曜配達が休止され、2022年以降は配達日数も1日程度繰り下げられました。月曜や火曜に必ず届けたい場合は、土日も配達される速達やレターパック、ゆうパックを検討してください。

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